東京登龍会会長 遠藤泰司
令和3年総会の開催、おめでとうございます。あいにくの緊急事態宣言中ということで東京からの出席もできませんので、代わって書面によりご挨拶させていただきます。東京登龍会の今年度総会も、今月開催を予定しましたが、遺憾ながら12月へ延長せざるを得ませんでした。
このたびのコロナ禍が、これほどの長期にわたり、日本のみならず全世界的に大きな災厄をもたらすことになるとはだれもが想像しなかったところです。
スペイン風邪と呼ばれるインフルエンザは、103年前、大正7年から始まり収束まで3年間かかったそうです。この度は、当時なかったワクチン投与がすでにはじまりましたので、遅くとも年内には、収束することを期待したいところです。
東京登龍会運営上でも、この度のコロナ禍は何かと不都合をもたらしています。会員の都内居住者はほとんどいませんので、各種会議の開催は非常に重要ですが、それもできません。電子メールを使用する人とそうでない人との間でのコミュニケーション・ギャップが出てくるのも問題です。総会や大同窓会が2年も間が空くのは、高齢化が進む東京登龍会には大きな打撃です。毎年、高校新卒者を迎えていたのが、2年間その機会を逸してしまいました。
一方、明るいニュースもあります。一般会員の中から東京登龍会の「卒業年度幹事」就任を10名ちかくが、快く引き受けていただきました。
また、役員の世代交代も待ったなしですが、こちらも後継者が育ち次の代への移行の道筋がついてきました。
来年、白河高校は創立百周年を迎えます。
この機会に、ふるさと白河に思いをいたし、白河高校の学恩を思い起こし、設立当初の精神作興を図って、東京登龍会を、次の時代に繋げたいと思っているところです。 白河高校同窓会・総会のご盛会を祈念申し上げます。
以上