遠藤先生、この度の第40回読売書法展での準大賞受賞、誠におめでとうございます。
会員一同、今後のますますのご活躍を大いに期待しております、頑張ってください。
※作品展示は東京都美術館(上野)にて2024年8月23(金)〜8月29日(木)に開催されて年齢を問わず多くの方々(特に女性)が来館され感慨深く観入っておりました。
また遠藤先生より次のメッセージをいただいております。
会期中は、お暑い中、また台風接近に伴う天候不順のなか、東京登龍会・加藤会長様をはじめ会員の皆様の多数にご見学いただき、ありがとうございました。
昨年はフォーラムで講師を務めさせていただきましたが、東京登龍会のご縁があってこそと、思いを新たにしました。
芸術の道は「万巻の書を読み、千里の路を行く」の言葉通り、果てしない道のりです。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、会期中は所用のため不在もあったことから、ご挨拶できない方もいらしたことと思います。
失礼をお許し願い、次回のご面会の折に、お声かけ頂ければ幸いです。
以下、読売新聞社の本件に関する記事2件、及び作品解説を掲載いたしますので是非とも
ご一読のほどよろしくお願いいたします。
〈作品記事:読売新聞 2024年8月12日朝刊・全国版〉
〈遠藤昌弘氏・作品解説〉
釈文/筆舞龍飛書壮志。墨落雲起賛群英。
訓読/筆舞い龍飛べば、壮志を書く。墨落ち雲起きれば、群英を賛(たた)ふ。
解釈/筆が動けば竜が飛ぶ勢い、歴史人物の精神を書く。墨が紙にのれば雲が湧きおこるよう、多くの英雄を讃える。
題名/梁同書(りようどうしよ 中国清朝後期の人)聯語
題名は作詩者を書くのですが(たとえば杜甫詩句など)、聯語は出典不明の場合もよくあります。この詩句も出典不明ため、聯を書いた人である梁同書を、題名としました。
聯について/作品の形式で左右一対の「対聯(ついれん)」が、中国の建築や室内によく掲げられます。本来は、門や入口の左右にわかれて置かれますが、展覧会では額に入れる形式をとっています。
2024令和6年8月23日~29日
第40回『読売書法展』東京都美術館
〈遠藤昌弘氏 喜びの声:読売新聞 2024年8月22日都内版〉