令和6年9月21日(土)に第7回 東京登龍会フォーラムに総勢26名が出席し盛大に開催することができました。
フォーラム・講話Ⅰでは、吉成河法吏氏(東京登龍会・常任幹事)に「末は博士か大臣か:ある挫折科学者の物語」(添付「レジュメNo.1」ご参照) というタイトルで講演いただきました。吉成氏がこれまでの波瀾万丈人生の中で挫折を繰り返す度に邂逅を果たした「救いの人々」によって逞しく立ち直っていく姿(粘り強い生き様)に、聴講者夫々がご自身の人生と照らし合わせつつ聞き入っておりました。
また、フォーラム・講話Ⅱでは、庄田育夫氏(東京登龍会・顧問)に「清澄白河・大正記念館と白河」~白河楽翁と渋沢栄一との関係からみた白河と白中・白高の位置付け~(添付「レジュメNO.2、NO.3」ご参照)というタイトルで講演いただきました。奥州白河を治めた白河楽翁公(松平定信)を生涯にわたり敬愛した渋沢栄一とが織りなす明治20年代から昭和6年、渋沢が91歳で亡くなるまでの「福島県白河」と「江東区白河」との濃密な歴史関係(そこには旧制白河中学も重要な局面で登場)に迫る内容で、庄田氏の深い知識に裏付けられた力強い言魂に白高で学んだ聴講者全員が心を揺さぶられておりました。
それでは以下報告いたします。
第1部 フォーラム 13:15 〜14:50
○出席者:26名(内、学生5名)
○会場:大正記念館(半蔵門線「清澄白河駅」A3出口から徒歩5分、清澄庭園内)
○講話Ⅰ「末は博士か大臣か;ある挫折科学者の物語」(添付「レジュメNO.1」ご参照)
・講師:吉成河法吏氏(高24/昭和47)
1953年生まれ
塙町立塙中学校卒
白河高等学校卒
東京大学工学部卒業
東京大学理学系研究科修士課程(生物科学科)修了
東京大学理学系研究科修士課程(生物科学科)中退(後、理学博士取得)
旭化成入社、遺伝子工学研究室などを経て慈泉堂病院勤務
○講話Ⅱ「清澄白河・大正記念館と白河」(添付「レジュメNO.2、NO.3」ご参照)
~白河楽翁と渋沢栄一との関係からみた白河と白中・白高の位置付け~
・講師:庄田育夫氏(高17/昭和40)
白河市七番町に生まれる
白河高等学校商業科卒
中央信託銀行(現・三井住友信託銀行)参与
龍門社(公益財団法人 渋沢栄一記念財団)会員
第2部 会 食 15:00〜16:20
○出席者:25名(内、学生5名)
○場所:フォーラムに同じ
○参加会費:1人3,000円(学生無料)
○ご感想等(出席者全員、近況報告含む)
以上報告いたします。次回の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
東京登龍会企画委員会 フォーラム部会
東京登龍会事務局
「レジュメNO.1」
「レジュメNO.2」
「レジュメNO.3」