令和5年9月30日(土)に第5回 東京登龍会フォーラムと親睦会を盛大に開催することができました。
特にフォーラムでの遠藤昌弘氏の講話では、言葉の違う人類が古代より意思疎通を図るのに文字(=書)が共通ツールとしていかに重要な役割を果たしてきたか、ということを改めて思い知らされました。
ご出席者お一人お一人に壮大な人類の歴史の繋がりを感じていただけたのではないでしょうか。
それでは以下報告いたします。
第1部 フォーラム 14:00 〜15:30
○出席者:25名
○港区生涯学習センター3階・303学習室(新橋駅烏森口から徒歩3分)
○講話「わたしと書(その魅力)」
- 講師:遠藤 昌弘氏(高30/昭和53)
- 書家 号:碩堂(せきどう)、日展会友・福島県展招待(審査員・運営委員)・白河市美展審査員、明治大学文学部・大東文化大学文学部書道学科・京都芸術大学通信教育部講師、書学書道史学会会員、などご活躍中。
- 主な著書:もっと知りたい『臨書』の世界(匠出版 2018)
○近況報告(出席者全員、自己紹介等含む)
第2部 親 睦 会 15:45〜17:45
○出席者:21名
○場所:燻製鉄板焼 クラフトビール MOKU 新橋店(港区生涯学習センターより徒歩2分)
○参加会費:1人4,000円
以上報告いたします。次回の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
東京登龍会企画委員会 フォーラム部会
東京登龍会事務局
当日のレジュメはこちら (講話レジュメNo.1)(講話レジュメNo.2)(講話レジュメNo.3)
撮影:山内康至(高58)





東京登龍会第五回フォーラムが盛会に終了いたしました。今回は書の大家、遠藤昌弘先生により深淵なる書の世界をお話いただき、多くの参加者が魅了されました。出席者の中には、令和の白高卒業で現在大学で書を専攻されている若手ホープ青木さんをはじめ、最近書道を始めたばかりという方もいらっしゃって、幅広い年齢層を惹きつけるのが書の道かと感じました。思い立ったら書を始めて見ませんか?と語りかけているようにもうかがえました。
開催にあたり、フォーラム部会長の神さん、事務局長の矢吹さん、そして山内さんや諸先輩の方々にも御対応いただきまして心より御礼申し上げます。
また、次回のフォーラムが楽しみにしております。
東京登龍会会長 加藤直二
東京登龍会フォーラムも、多くの同窓の皆様のご尽力で第5回を数えました。日頃の喧噪の中に、しばし心安まる書道の世界を遠藤昌弘先生に平易に解説して頂きました。感謝致します。また、思いがけずに、小生が敬愛する、新1万円札の顔になる渋沢栄一翁のことば、「順理則裕」(道理に従って商売をすれば長続きして利益も付いてくる)なども交えて頂き、現代にも通じるものがあると改めて思いました。そして、このフォーラムは、全国の同窓会組織活動でも、伝統校ほど盛んに開催されている傾向にあり、県立高校の中には1000回近くを重ねる伝統校もあり、全国でも有数の進学校となっています。我が白高・東京登龍会も良き伝統として末永く続けて行きたいものです。(第17回・庄田育夫)